新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして会社役員の女ら家族3人が逮捕された事件で、
指名手配されていた谷口光弘容疑者(47)がインドネシア・スマトラ島のランプン州で身柄を確保されました。
2020年10月から約1年半の逃亡。
ランプン州に潜伏していたとされるが、どんな生活をしていたのか?
ランプン州の地域柄をもとに予想してみたいと思います。

スマトラ島の概要

- スマトラ島は全長約2000kmの世界第5の大きな島
- 大ブキット山脈が縦断し、多様な景観が見もの
- 蘭の形にたとえられるスラウエシ島は島の西側をフォーレス線が通り、ユーラシア大陸と異なる
オーストラリア圏の珍しい動植物が生息する。 - 「宝石の川」を意味するカリマンタン島には熱帯雨林が残り、機材や石油、好物などの天然資源が
富。
ランプン州の概要
- ランプン州の州都。ジャワ島に近いためジャカルタへの農産物のん積出港として繁栄してきた。
ワイ・カンバス国立公園
- バンダル・ランプンから車で2時間のところにあり、内陸から東海岸に至る13haの地域に
野生のスマトラゾウ、クマ、タビル(ハク)、シカなどが生息している。 - 園内のゾウ訓練センターでは人里に紛れ込み、田端を荒らすゾウを捕獲して訓練している。
- ゾウのサッカーや曲芸を見たり、ゾウに乗って園内をトレッキングできる

谷口容疑者がゾウを見に行くような、気持ちの余裕はないと思いますが、一応メジャーなので載せました。
海洋ごみの問題

インドネシアでは全国的に膨大な量の海洋ごみが問題となっており、ランプン州の海岸では2010年から
毎年清掃活動が実施されている。
谷口光弘容疑者は、もちろんゴミ収集の仕事やボランティアはしないと考えられます。
タピスが有名


1920年代から豊かな織物の伝統があり、日本でもランプン州のタピスが見られるようになったとのこと。
織物とも谷口容疑者は無縁のような気がします。
産業
ランプン州における主要な生産物は、いわゆるプランテーション作物のコーヒー、カカオ、ココナッツ、
そして香辛料の丁字である。これらの栽培はネスレなどの企業によるところが大きい。地場産業に小規模な
ナタデココ工場があり、Wong Cocoなどがある。
谷口容疑者が工場努めをすることも考えられませんね。
サーフィンができる海KRUI

先日、ランプン州西部に出掛ける機会がありました。前回紹介したコーヒーの写真はこの時のものですが、今回はインド洋に面したKruiという街をご紹介します。インド洋と言ってもだいぶインドから離れたスマトラ島の沖ですが、ご覧のように見渡す限りの水平線。天気にも恵まれ、美しい夕焼けを目にすることができました。なお、この海岸線は高い波が押し寄せるためサーフィンの人気スポットで、外国からもたくさんのサーファーがやってくるようです。
https://world-diary.jica.go.jp/tanaka/life/krui.php
外国からもサーファーがやってくるとのこと。にて動画を調べてみると、なるほど!
圧巻の高波にのるサーファーの動画が!
確かにサーファーにはたまらない海なのでしょうね!
谷口容疑者がサーフィンをするとは思えませんが、ランプン州西部には、このようなアクティビティ
の高い海があるようです。
1年半の逃亡中の生活は?
1 年を通して、気温は 23°Cから 32°Cに変化しますが、21°C 未満または 33°C を超えることは滅多にない
とのことにて、最悪、ホームレス=路上生活でも死ぬことはありませんね。
谷口容疑者の父の言葉いわく
「報酬は1割強で犯行グループの頭数で割れば900万円ぐらい。かわいそうや」
との証言をもとに気になるインドネシアの物価を知るべく、インドネシアの1ヶ月の生活費を参考のため
他サイトを覗いてみいますと・・・
家賃、光熱費・・・2,142,333ルピア(約16,802円)
通信費・・・・・・・・362,000ルピア(約2,839円)
ガソリン代(主にバイク)・・・約300,000ルピア(約2,352円)
食費・・・・・・・・・・約1,000,000ルピア(約7,843円)
合計 4,804,333ルピア(約37,681円)
必要な金額はざっとこんな感じです。ただ、ジャカルタは少し物価があがりますので参考までに。。。m(__)m
https://iconicjob.jp/blog/indonesia/indonesia-price
以上より、物価の安いインドネシアであれば、問題なく暮らしていけていた、、、、、と予測できます。
ランプン州の飲食店

ランプン州の飲食店はざっと9万件のヒットがあります。食には困りませんね。
【追記】驚愕!実は農家暮らしだった?
新型コロナ対策の持続化給付金を10億円近くだまし取ったとされ、指名手配中に、インドネシアで身柄を確保された谷口光弘容疑者(47)の逃亡先での様子が明らかになってきた。
https://www.fnn.jp/articles/gallery/371799?image=1
谷口容疑者は、昨夜、スマトラ島南部のランプン州で、インドネシア警察当局に逮捕されたが、取材によると、現地では、農家の人たちと一緒に、一軒家で暮らしていたという。逮捕されるまでの15日間を、その家で潜伏していたとのこと。逮捕容疑は入管法違反で、不法滞在の疑いとみられる。
(中略)
一方、8日午後、インドネシア警察当局が、今回の逮捕について記者会見を行った。日本の大使館関係者も同席する中、会見場には、谷口容疑者の姿も見られた。終始、後ろ姿で、日本の取材陣からの声かけには、何も答えなかった。
6月8日、記事を書いている途中で上記のようなニュースが報道されました。
私は、都会の中に行き潜んでいるものとばかり思ってましたが、贅沢とは程遠く、
農家暮らしだったようです
現地では、農家の人たちと一緒に、一軒家で暮らしていたとのこと。
この1軒家に、何人もの労働者と生活を共にしていたのでしょうか。
いわゆる、出稼ぎ労働者の?合宿のような?・・・・感じの生活だったのでしょうか。


日本にいた頃とは雲泥の差!
愛する6人の子どもたちとも離れ離れになり、異国の地で肉体労働とは、何とも哀れで言葉になりません。
インドネシア農業の日給は?
肥料散布の女性日雇い労働者の日賃金は42000ルピアであった(2011年調査)。
【ンドネシアのアブラヤシ農園企業における農園労働者の賃金水準】の報告論文
これを同様に年賃金に換算すると最大で10.1百万ルピアである。
調査年の西スマトラ州の農村部家計費6.5百万ルピア/人と比較すると、やはり2名以上の世帯
を労働者1名の賃金で維持することに不安が残る。
(https://www.jstage.jst.go.jp/article/fmsj/56/2/56_93/_pdf)
上記の報告書を元に6.5百万ルピア/人(1ルピア0.0092円)として計算しても年収は59万8千円となり、
生活水準の低さが感じられます。

終わりに
豪華で贅沢な暮らし?と思いきや農家暮らしが明らかになりました。
一軒家の農家で住み込みのバイトだったのでしょうか?
農家の仕事は賃金も安く、ハードな仕事と推測されますが、繁華街でのきらびやかな生活だと
素性が明らかになる危険性もあり、住み込み農家暮らしに至ったのでしょうか?
どのような経緯で農家暮らしに至ったのか?今後の取り調べで真相が明らかになってくる
と思いますので情報が入り次第追記いたします!
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