浦和レッズサポーターによる声を出しての応援行為が確認されたことで、Jリーグは7月26日、浦和レッズの
違反行為・秩序を損なう行為に対して、けん責と罰金2000万円を科したことが発表されました。
Jリーグ懲罰決定についてどのような行為を行ったのか?調べてみました
浦和レッズからの謝罪とこれから
Jリーグの裁定を受けて
https://www.urawa-reds.co.jp/clubinfo/189007/
~中略~
なお今回の懲罰を受け、代表取締役社長は役員報酬の15%を、取締役副社長は同報酬の10%を、夫々3か月間自主返納することといたします。
また、本事案に関する浦和レッズ内の処分につきましては、社内規定に従って検討いたします。
浦和レッズといたしましては、既に一部着手しておりますが、下記の再発防止策を実行し、試合運営に努めてまいります。【再発防止策】
(1)事前周知
・「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の周知徹底
・オフィシャルサイトやSNS等を通じた啓発情報発信の継続実施
・サポーターグループとの直接的なコミュニケーションの実施
(2)試合当日
・オフィシャルサイトやSNS等を通じた啓発情報発信の継続実施
・ホームゲーム時のスタジアムオーロラビジョンでの啓発情報発信の強化
・違反行為への適時適切且つ毅然とした対応(即時退場を含む)
何卒引き続き、「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」の遵守徹底に、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
ようやく、オフィシャルサイトやSNS等を通じてサポーターへ向けた啓発情報発信
がなされるようです。
そして、代表取締役社長は役員報酬の15%を、取締役副社長は同報酬の10%を、
夫々3か月間自主返納するという対策をとったようです。
懲罰内容
・ けん責
・ 罰金2,000万円
Jリーグ懲罰決定となった行為とは?
懲罰の対象となる事案1 2022/5/21 浦和レッズチームバスの到着の前後
事案1
(1)懲罰の対象となる浦和レッズの違反行為
ホームクラブとしてサポーターが以下(2)に記載する秩序を損なう行為を行うことを防止することも、制止することもできず、Jリーグ規約(以下、規約)第51条〔Jクラブの責任〕に示す「観客にホームスタジアムおよびその周辺において秩序ある適切な態度を保持させる義務」に明らかに違反した。
(2)浦和レッズサポーターによる秩序を損なう行為
https://www.jleague.jp/release/%e6%87%b2%e7%bd%b0%e6%b1%ba%e5%ae%9a%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6-3/
2022年5月21日、埼玉スタジアム2002において開催された2022明治安田生命J1リーグ第14節 浦和レッズvs. 鹿島アントラーズの試合開始前である午後3時30分頃、スタジアム北車両門付近において、浦和レッズサポーターが以下の行為を行った。
①Jリーグ新型コロナウイルス対策ガイドライン(以下「ガイドライン」という。)において「声を出す応援」は禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも60名)が、浦和レッズチームバスの到着の前後に、約10分間、集団で声を出して応援を行った。
②ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、上記①に際し、一部の浦和レッズサポーターがマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む。)。
複数名(少なくとも60名)が、浦和レッズチームバスの到着の前後に、約10分間、集団で声を
出して応援を行った行為についての指摘ですね。
懲罰の対象となる事案2 2022/7/2 複数名(少なくとも100名)が、約5分間、集団で声を出して応援
事案2
(1)懲罰の対象となる浦和レッズの違反行為
ビジタークラブとしてサポーターが以下(2)に記載する秩序を損なう行為を行うことを防止することも制止することもできず、サポーターにJリーグ規約(以下、規約)第51条〔Jクラブの責任〕に示す「試合の前後および試合中において、ビジタークラブのサポーターに秩序ある適切な態度を保持させる義務」に明らかに違反した。
(2)浦和レッズサポーターによる秩序を損なう行為
2022年7月2日、パナソニックスタジアム吹田において開催された2022明治安田生命J1リーグ第19節ガンバ大阪vs.浦和レッズの試合終了間際である90+2’分頃、同スタジアムのゴール裏ビジター席上層階において、浦和レッズサポーターは以下の行為を行った。①ガイドラインにより「声を出す応援」が禁止されているにもかかわらず、複数名(少なくとも100名)が、約5分間、集団で声を出して応援を行った。
②ガイドラインで「マスクを着用する」ことが求められているにもかかわらず、上記①に際し、一部の者はマスクを着用しなかった(マスクを顎付近にずらして着用する等、口元をマスクで覆っていない行為を含む。)。
複数名(少なくとも100名)が、約5分間、集団で声を出して応援を行ったという行為についての指摘です。
懲罰量定に際し参考とした事情
浦和レッズは、2020年10月31日開催の対大分トリニータ戦における同種事案により、2021年2月22日に罰金300万円及び譴責処分の懲罰を科されたのにも関わらず、短期間の間に本件各違反を繰り返した。また、2022年5月13日開催の対サンフレッチェ広島戦及び同月18日開催の対横浜F・マリノス戦において、サポーターから提出された「フットボールに情熱を戻す決断は誰の責務?PRIDEを奪われたサポーターを無視して忖度を続けた結果、失ったものは何?」という横断幕掲出申請を承認するに当たり、サポーターが声出し応援の禁止等の規制に強い不満を抱いており、ガイドラインに違反して声出し応援等を行うおそれがあることが十分予見できた。それにもかかわらず、サポーターに対する十分な啓発や声出し応援を制止するための体制整備を行った形跡がおよそみられなかった。
https://www.jleague.jp/release/%e6%87%b2%e7%bd%b0%e6%b1%ba%e5%ae%9a%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%84%e3%81%a6-3/
さらには、事案1の後、Jリーグからの再三の求めにもかかわらず、サポーター等に向けた対外的なステートメントも発出せず、かつ、声出し応援等を行ったサポーターに対する制裁処分の発動、声出し応援を制止するための体制整備等、同種事案の再発を防止するのに有効と考えられる対応も何らとらないまま、事案2に至った。事案1、事案2の各行為は、スポーツ庁をはじめとする政府当局からも指摘を受けるなど、社会的影響も大きく、Jリーグの信用を毀損し、声出し応援の段階的な再開を含む、Jリーグの試合の正常化に向けた取り組みを阻害しかねない。
なお、浦和レッズは、事案2の発生を経て、ホームページ上に「違反行為への適時適切且つ毅然とした対応(即時退場を含む)」を含む再発防止策等に言及するステートメントを発出している。
2021年2月に罰金300万と譴責の処分をうけたにもかかわらず、サポーターの声出し応援を制止することができなかった
もしくは、対策をとらなかったことが、今回の懲罰の原因になっているようですね。
まるで暴動みたい、選手のバス待ちで一時騒然 2022/5/21
選手のバス待ちで、浦和サポーターがノーマスクで集団声出し応援してる動画がアップされていました。
すごい迫力ですよね。怖いです!
コロナ禍でなければ容認されたかもしれませんが、今のコロナ禍では感染対策の意味が
わからなくなってしまいますね。
この動画についての声
個人的にはもうこの手のルールは無駄だからいらないと思うけど、なんせ移動動物園の皆さんだから余計に目立つのよね、、、 もう少し我慢できないわな
https://www.youtube.com/watch?v=3g1INJVY90w
浦和が声出しを毎試合してもお咎め無しなのはjリーグ的には容認ってことでしょ。ただ、政治的にそこまで責任を背負いたくないから解禁が先延ばしになってるだけ。このルールに関しては破ったもん勝ち。
https://www.youtube.com/watch?v=3g1INJVY90w
浦和のホームだし田舎だから迷惑行為じゃない
https://www.youtube.com/watch?v=3g1INJVY90w
レッズに限らずいろんなクラブのサポーターがフラストレーションが溜まっていることが分かった日だね
https://www.youtube.com/watch?v=3g1INJVY90w
浦和サポーター側からの意見ですね。感染対策を無視した都合の良い解釈のように受けとれます。
またその意見に同調する人が多く見受けられました。
浦和サポ サロコンテ大合唱 2022/7/2
7月2日に行われたガンバ大阪vs浦和レッズの試合で92分にアレクサンダーショルツ選手が同点のPKを決めた直後にサロコンテを大合唱する浦和レッズサポーター 動画についての声
2階席ならバレないと思って歌う人も少なくはないでしょ。セレッソも歌ってたし多少は運営側に問題あると思う
https://www.youtube.com/watch?v=rss2ApFkKWM
現地で見てたけど、ああやっぱりフットボール文化には声が必要なんだなと思った
https://www.youtube.com/watch?v=rss2ApFkKWM
声出さない手前の人たちお利口さんだね
https://www.youtube.com/watch?v=rss2ApFkKWM
普通に歌ってて現地でもみんな笑ってた
https://www.youtube.com/watch?v=rss2ApFkKWM
現地で見ていた人や、サッカーファンは声出しが当然のような雰囲気です。
ここまで来ると、感染リスクを全く考えていない分別がつかない人が多いということがわかります。
サッカーはチーム競技でありスポーツマンシップに則り行われて至極当然で、ルールを決めるのは協会でルールを破れば至極当然罰則が課される。例えば車を運転していて一時停止やスピード違反で検挙された時に他の人もしていると言って検挙取り消しになりますか。サポーターも含めてチームの一員でありルールを破ったと協会が認めたなら、それ以上でもそれ以下でも無く揺るぎない事実。他がどうであれ自身のチームがそうだと認められたなら重んじて受け入れるべき。ここで改善されなければ監督管理責任でさらに重い罰則が課せられてしまう可能性が高い。 浦和に限らず、どのチームサポーターも皆んなでサッカーをしているので改めて感染対策への意識付けになるよう願ってます。
ヤフコメ
サポーターも含めてチームの一員でありルールを破ったと協会が認めたなら、それ以上でもそれ以下でも無く揺るぎない事実。他がどうであれ自身のチームがそうだと認められたなら重んじて受け入れるべき。まさにそう思います。
まとめ
ここまでの懲罰対象となってしまった浦和レッズ。
確かに運営側にも問題はあるでしょう。
運動系のサポーターとなると熱い思いがあるというは理解できるのですが・・・・(汗)
ここは別世界?という印象を持ってしまいました(汗)
感染対策を気にしなくていい世の中になるのはいつの日か・・・・待ち遠しいものです。
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