【2022】神戸の防波堤が釣り禁止になった理由は?水難事故が多発しているから!

コロナ禍でも人気がありレジャー化していた神戸の堤防釣り。

禁止条例は以前からあったものの、黙認されていたようです。

しかし、転落事故の危険性から堤防釣りには罰則が課せられることになりました。

今回はネットの声と、防波堤釣りの危険について調べてみたいと思います。

目次

ネットの声

神戸いたとき毎週行ってたのがたった2年でこうなるとは…

先日、神戸港の防波堤で釣りが禁止となり渡し船も責任を取らされるニュースが出ましたが、横浜港でも危険な防波堤釣りは普通になっています。救命胴衣も着ずに流されたら誰が救助するの?ここも原則立ち入り禁止ですが、誰が注意する訳でもなく黙認状態

横浜だけでなく、ここまで罰則の厳しくない防波堤釣りは他にもあると考えられます。

神戸のように厳格化してる地域が珍しいようです。

神戸市の防波堤釣り禁止や立ち入り禁止の問題で、 今さら禁止って死活問題とか言うが、逆に考えてみたら、違法行為を助長してた事になるよな。 泥棒に梯子や道具貸してるのと変わらんのではないかい。 とおもった

ほんまに行政は机上の空論だけで物事いきなり決めよる
渡船屋を潰し、釣り人の楽しみを奪い、釣具店の売上を下げる

釣りで危険を感じたことのないベテランの方は、このように思う意見もあると思います。

この話、海保が出動する騒ぎになった事件が根底にあるんよね。渡船は状況悪ければ渡したらいかん。腹いせに通報した釣り人も最悪。ただでさえ神戸は釣り場少ないのに。

やっとテレビで紹介された! 署名した甲斐があったぜ 大阪市、堺市、岸和田市、泉佐野市、尼崎市、西宮市も渡船してる。 何で神戸市だけできないんだ? 神戸市の人だけ能力が低いのか? 50年も続いてきた営みだぞ? ちゃんとしろ神戸市! 正念場だぞ!

神戸港防波堤釣りに署名された方は、一層応援したい気持ちになりますね。

他の地域の防波堤や桟橋などでも、釣り人の命に関わる転落事故が多発しています。

神戸市としては従来から発布されている法令を厳格に運用するという姿勢を表したものと受け取れます。つまり、神戸市としては、万が一事故が発生した際に、防波堤の「管理責任」を問われることを回避したいと言うことではないでしょうか。

また、「渡し船」の業務に携わっていた方たちの収入が途絶えたことによって、生活が成り立たなくなることは理解できますが、法令を遵守させる立場の神戸市からすれば、「防波堤立ち入り禁止」措置は妥当ではないかと思います。
いずれにしても、法令が改正されない限り、渡し舟の関係者は転職するなど、身の振り方を考えることが最優先事項ではないでしょうか。

50年黙認してもらえただけでもありがたいと思えって話。事故が起きてから「ルールで禁止してるのになぜ管理してないのか」って問い詰められるのは行政なんだし。
むしろ「禁止」というルールを定めた上で、経過措置的に当面は黙認してきてくれたんだから、

業者の方が「黙認されてるからラッキー、このまま営業し続けて儲けよう」ではなく「黙認してくれてる内に次の食いぶちを探そう」という真っ当な対応をすべきだったのに、黙認にあぐらをかいて楽して儲けてきた業者に大半の責任がある。文句を言えた筋合いではない。

行政側も認めているように、唐突と言われるかもしれないけれど、行政側の行為に非は無いと思います。禁止されているのであれば、禁止なのです。

もし、再開したいのであれば、業者側の安全対策をしっかりと行い、堤防などへの安全設備の設置と維持管理のための費用は、受益者負担の原則に基づき、堤防で金儲けをする渡船業者が一時的に負担し、堤防で釣りというレジャーを楽しむ利用者(釣り人)から回収する方法を採れば良いと思います。

実際に神戸港で釣りをしない人にとっては、冷静な判断ができるように思います。

沖堤防の危険性は潮の流れの速さが岸壁とは全く違うことです。

それ故、落水した時の対処はかなり厳しいものとなる。

即座に救助しないと、ライフジャケットを着用しても助からない。

安全性を確実に確保しようとすれば、柵を付けるか

常時、監視員を付け救助用のボートもしくは船を待機させることが必要になる。

(沖に600m突き出た市立須磨海釣り公園ではボートを置いて監視員が常時いた。)

もちろん、早朝暗いうち、夜間の渡しは厳禁となるだろう。

これでは、魅力は半減してしまう。

安全対策を受益者負担(渡船業者、利用客)で行うのはかなり難しいといえるだろう。

大阪市の場合、対策費を市が負担した。

神戸市が対策費を負担しないとこの問題は解決しないが、

この財政難時に公費を投入することに市民の理解が得られるかは難しいところだと思う。

大阪港を見習うべきという意見もありますが、神戸の考えはそれだけでは安全ではないとしています。

安全対策をして釣りが容認されている大阪港

神戸市では浮き輪や縄はしごだけでは安全とはいいきれない、柵の設備費に数億円かかるが、

その費用を捻出するのがむずかしいとして、釣りを認めない方針の様です。

渡船業者は廃業へ、怒りの声

神戸の釣り中転落事故のまとめ

 海上に身元不明の男性遺体 明石・二見沖 2022年6月5日

5日午前5時ごろ、兵庫県明石市二見沖の海に男性の遺体が浮かんでいるのを漁をしていた男性(37)が見つけ、110番通報した。
 県警明石署によると、遺体は40~50代とみられ、茶色の長袖にジーパン姿だった。同署が身元を調べている。

6/5(日) 21:17配信 神戸新聞

神戸市垂水漁港 2021年2月17日 

「助けて」の声に懐中電灯で“捜索” 海転落の男性、釣り人3人が救助
垂水漁港(神戸市垂水区平磯3)付近の岸壁から海に誤って転落した60代男性を救助したとして、兵庫県警垂水署は男性3人に同県の善行賞「のじぎく賞」を贈った。
会社員出口祥章さん(46)=同県三田市=と、釣り仲間の自営業名東剛さん(36)=同県西宮市、会社員下山晃平さん(31)=同市。
出口さんは1月25日午後11時ごろ、岸壁で「助けてくれ」という声を耳にして懐中電灯で照らし、係留ロープに絡まっている男性を見つけた。船に飛び移るも一人では引き上げられず、「人を呼んできます。耐えられますか」と言い残し、近くの交番へ急行した。
 その直後、通りかかった名東さんと下山さんが男性に気付き、名東さんは船に向かい、下山さんは119番。駆け付けた警察官と協力し、救出した。「大丈夫ですか」と声を掛けると、かぼそい声で「大丈夫」と返事があったという。

2021/2/17 05:30https://www.kobe-np.co.jp/news/kobe/202102/0014085121.shtml

 

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