「こうち」と「コーチ」をかけて「おもしろい」「かわいい」と人気を呼び、
今や高知県を代表する商品の一つとなった。
発案したのは、高知市の雑貨製造会社「ブランド高知」社長、中島匠一さん(28)。
そんな中島匠一さんはどんな人なのか?調べてみたいと思います。
中島匠一のプロフィールや経歴
- 名前:中島匠一
- 生年月日:1993年生まれ(2022年10月現在28歳)
- 出身地:宮城県
- 学歴:高知北高校、大阪芸術大学を2017年に卒業
- 職業 メディアアーティスト、株式会社ブランド高知 代表取締役社長
生い立ち
中学校時代に不登校となりフリースクールに通う。
大学時代にはさまざまなアートイベントに作品を出展。2018年にはアパレルブランド「高知」を旗揚げし、COACHと似て非なる「高知の財布」が人気となる。
同年11月には株式会社ブランド高知として法人化し、代表取締役社長に就任。
中島匠一の発達障害に悩んだ過去
中島匠一さんは発達障害に悩み、不登校となった過去を乗り越えて「成功」をつかみました。
仙台市で生まれた中島さんは、父の転勤の影響で転校も多く、小学生時代を鹿児島市で過ごし、中学に進学する際に高知市に移った。「子どもの頃から他の人とは違う、変わった見方をしていた。周りからは『おかしなやつだ』と思われていたと思う」と振り返る。
ヤフーニュース
小学生の頃は授業に集中できず、ペンでタワーを作った。体育の時間はクラスのみんなが一斉に着替えているのに、自分だけ着替えを忘れることがたくさんあった。集団行動は苦手。「意識がみんなとは違うところに飛んでしまっている」という感覚だ。周りに合わせようと努力しても、できない。周りから奇異の目で見られ、クラスでは明らかに浮いていた。高学年の頃には「自分は宇宙人ではないか」と思うようになった。
小学校は卒業できた。しかし、中学校では同級生に対する陰湿ないじめがあり、その矛先は中島さんにも向けられた。登校するとおなかが痛くなり、体が学校を拒絶し始めた。それでも「学校に行かなければ人生が終わる」という恐怖感があり、我慢して通い続けた。中2だった2008年9月に限界を迎え、不登校となった。
不登校の間、家でパソコンを見たり、ベランダで植物を育てたりして過ごしたが、心は苦しかった。「このまま孤独で死ぬのかなと思い、刑務所にいるような気分だった」
母親に連れられて病院に行ったのは、不登校になってほどなくの頃。医師から「注意欠陥多動性障害(ADHD)」と診断された。高知県発達障害支援センターによると、ADHDは発達障害の一つで(1)物事に集中できない(2)じっとしていられない(3)衝動的に動いてしまう―といった特性がある。人によっては、時間を守れない、物事や予定を忘れっぽいという特性もある。
中島さんは、ADHDと言われてほっとしたという。「自分の特性が分かったことで『自分対策』を考えようと思った」
しばらくして中学校の担任教師から紹介されたのが、高知市教育研究所の教育支援センター「みらい」だった。不登校の子どもの社会的自立を目的に、通所支援や訪問支援などを行うセンターだ。高知市が運営し、小学生と中学生を中心に支援する。子どもたちは学校の勉強をしたり、みんなで遊んだりして自由に過ごすことができる。
支援センターは子どもたちの「あるがまま」を受け入れて「安心できる居場所」作りを目指している。何かを強制することはしない。勉強せずに漫画を読んだり、寝転んでいたりしていても、決して叱られない。主体的にやりたいと思えることを応援し、ゆくゆくは学校や社会に復帰できることを目指している。
ADHDといわれ悩んだ過去があったようですが、「あるがまま」を受けれいてくれる居場所(支援センター)
があったからこそ、得意なことをみつけられたようですね。
売上爆発のきっかけは、ノンスタイル石田のツイート
2018年8月、高知市の百貨店の一角を借りて財布を販売していた時、
お笑いコンビ「NΟN STYLE」の石田明さん(42)がテレビの収録に訪れた。
収録の合間に声をかけて財布を渡した。
後日、石田さんが自身のツイッターに財布の写真を投稿。
COACHや思ったら高知やった pic.twitter.com/TEX58liK9m
— NON STYLE石田 (@gakuishida) August 11, 2018
このツイートの反響は大きく「うまい!」「斬新!」「おしゃれすぎる!それ欲しい!」などの声が
多数集まりました!
これをきっかけに、爆発的に注文が寄せられ、1日に約2千件の注文が入ることも。
高知の財布の色は4種類!ビビットカラーの文旦もかわいい!
高知 高知 高知…。丸みを帯びた「高知」の文字が連なるデザインの財布は、有名ブランド
「CΟACH(コーチ)」を思い起こさせる柄だ。もちろん「こうち」と「コーチ」をかけている。
カラーはベージュ、白、黒、「文旦(黄色)」の4種類。
ベージュや黒は定番ですが、白や文旦(黄色)はとてもかわいいですね!
高知ブランドのネクタイ・名刺入れ・キーケース・スマホカバー他!
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ネットの声
今更だけど、ADHDで悩み命を断ったライダーさんが居たよね。彼のよう受け入れられてたって思うし、社会がそうなればと願う。
ADHDの人はアートの道に進むと良いらしいよ。
今の日本は、凸凹のある子だけでなく、いわゆる定型の子も能力を発揮できる社会なのか疑問。 言われたことをミスなくしっかりできることを評価しているのに、個性とか自分で考えることを大事にしていると口ではいう。そのダブルスタンダードを理解してうまく表面上取り繕える子は評価されるんだろうなと思う。 大人が個性とか評価する基準を持たないのだから、こういう尖った子は生きづらいよね。いい先生に会えてよかった。
昨日TVで見ました。 不登校とADHDでしんどい思いしながら、特性活かしてデザイナーになった中島匠一さん。 私も学校になじめず不登校になり、発症した解離性障害を表現に活かす俳優の道を選びました。 障がいは自分のフィールドにたどり着ければ、強みになります
ADHDって、障害じゃないからね 特性だからね 自分に合った分野で生きていければいいわけだし
発達障害やADHDという症状を最近はよく聞きますね。
応援する温かい声が多いですね!
まとめ
発達障害などを抱えていなくても、好きなことややりたいこと、向いていることなど、
自分をどう活かしたらいいか、どう生きたらいいか分からずに苦悩する人も沢山いますが、
中島匠一さんは、大成功した例といえましょう。
多くの発達障害の方を勇気づける例となりましたね。
今後の活躍も期待したいですね!
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