世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の2世として自ら経験して生きた壮絶な過去が報道されている小川さゆりさん。
その生い立ちが壮絶すぎるとコメントも多くあり、どんな生い立ちだったのか？調べてみたいと思います。
2022年10月の記者会見から話題に
2022年10月7日に小川さゆりさんは日本外国特派員協会で記者会見で小川さん自身の経験から被害にあう子どもの救済を訴えて、メディアによく出るようになりました。
この会見中には、会見を中止するように教団側が要求してきたということが分かっています！
ただ小川さんはこの中止の要求には応じずに続行しており、過去に自身が体験した経験談を交えて涙ながらの反論をしていました！
大きな勇気をもって2世信者の経験が世間に知られる機会を作ったのです
ネットの声
宮根氏→小川さゆりさんの生い立ちって児童虐待ですよね？
本村弁護士『人の権利を侵害する行為には信教の自由の保障は適用されない、例え自分の子供であっても特定の宗教への信仰を強制することは出来ない…これはまさに虐待行為に他ならない違法な行為』
ミヤネ屋でも、宮根氏と木村弁護士が、小川さゆりさんの生い立ちを「児童虐待」としています。
小川さゆりさんの生い立ちを読んでから改めてあの会見を振り返ると、本当にいろいろと考えさせられる。
小川さゆりさんの生い立ちを読んでから改めてあの会見を振り返ると、本当にいろいろと考えさせられる
小川さゆりさんの会見で、2世の生い立ちを知った方も多いと思います。
これは児童虐待にあたる！という考え方が多いようです。
小川さゆりの壮絶な生い立ち９つ！
小川さゆりさん数々の試練を受けています。
ミヤネ屋でも一部が紹介されています。
①髪の毛は父親が刈り、服は親戚の家のおさがり
金を全て献金のため教会に寄進していたためと思われます。
②小学校の卒業アルバムが買えない
こちらも献金のために買えませんでしたが、学校の先生方が裏で手渡してくれたそうです。
このような少額のお金もすべて献金につかわれたそうな。
子供がかわいそうというかなんというか・・。
③中学ではいじめに遭う
小川さゆりさんは部活をやっていたそうですが土日は祈祷会なので部活に出られないことによって「さぼり」とまわりの人から思われいじめのターゲットに。
・ほかの部員から無視される
・たま拾いをさせられる
・キモイと言われる
・部屋で服を脱がされる
ふつうは、これだけでも耐えられませんよね。
④恋愛禁止のルール
級統一教会の教育方針には、恋愛禁止のルールを破ると「地獄に落ちる」という脅かしのような言葉をかけられる。
これには、好きなアイドルを応援したり、音楽を聴いたりすることすら許されなかったといいます。
このことがきっかけで深く傷ついてしまい、高校の卒業式に出ることはできなかったのでそうです。
このことも、子供の人権を侵害していると主張しています。
⑤教会ではセクハラに遭う
高校の頃は教会内の男性からセクハラに遭い、韓国での修練会では再びセクハラに遭います。
そんなセクハラよりも母親にあうことの方が小川さゆりさんにとっては地獄だったみたいですね。
小川さんが、両親に対し疑問を抱くことになった出来事があったといいます。教会のイベントに参加した高校3年生の時、男性スタッフから受けたというセクハラです。悩んだ末に教会幹部にメールで相談したところ、次のような返信がありました。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20221026a.html
「大人であってもメールで記された内容の行動はあり得ます」
「男性は目から刺激を受ける傾向がありますが、かと言って、美しいものを美しいと思うこと自体が罪ではありません」
ショックを受けた小川さんが母親に相談すると、思わぬ言葉が返ってきました。セクハラを受けるのは小川さんに悪いところがあり、悪霊がついているから、韓国にある施設でおはらいを受けるよう言われたといいます。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20221026a.html
セクハラで傷ついている娘を庇うところか、母親は娘の気持ちを全く気持ちを理解してくれていないような気がしますね。
⑥貯めたお金が使われる
借りた奨学金が生活費に使われ、兄弟の学費も肩代わりしていたようです。
そして、自分でお金を貯めてもすべて親に奪われ、そのお金が旧統一教会の献金になる、という負のサイクルに陥ることに強い嫌悪感を覚えたそうです。
ちなみに、小さい頃から親戚からお年玉をもらっても没収されていたとのこと。
現在も20歳になるまでの5年間で貯めた200万近くのお金を母親に搾取され献金に使われたそうです。
なんだか、とてもかわいそうですよね。
⑦精神崩壊（鬱・パニック障害・統合失調症）
高校を卒業した小川さゆりさんは、母親より「悪霊がさゆりに取り憑いてるから清平にいったらいい」とのアドバイスを受けました。
母のアドバイスをきっかけに、観光の清平で行われる3か月の除霊メインの修練会に参加することとなります。
しかし、そこでまたセクハラ被害に遭ってしまったのです。
さゆりさんもとうとう精神に異常をきたし、清心精神病棟に入院することになります。
この時のことをユーチューブで語っている小川さゆりさん
診断は
・鬱
・パニック障害
・統合失調症
だそうです。
⑧引きこもり状態
19歳になり日本に帰国したさゆりさんですが、家で引きこもるようになってしまいました。
・夜中に突然吐き気がする
・息がしずらい
・体が震えて痙攣状態になる
などの症状が現れ、救急車を呼ぶこともあったそうです。
まだ、精神状態は安定していなかったようです。
⑨自殺願望
パニック障害に似た症状は、精神科からの内服で一時的によくなったようですが、一生病気と闘っていかなければならないと思うと絶望してしまい、両親に遺書を書くまでになってしまいました。
最終的には心理学や哲学などを勉強し、教会についていろいろと調べていくうちに、洗脳は説くことができたとのことでした。
この頃から教会にはいかず、脱退を考えるようになったのだそうです。
父親母親は統一教会教会長で娘を精神疾患、虚偽の説明者呼ばわれ
小川さんの父親と母親は旧統一教会の信者で合同結婚式で出会ったとされています！
父親のほうは、教会長のポジションにいたようですよ！母親の方は婦人部長というポジションでその地位をキープするためなのか、今でも献金ノルマをこなしていると小川さんはコメントされています！
家庭を顧みずに行っている献金なので最悪の両親のようにはたからは見えてしまいます！
記者会見で教団側は中止の要求をしてきたわけですが、そこには小川さんの両親の署名が入っていたそうです！
中止の理由は小川さんが精神疾患を患っていて虚偽の説明をする可能性があるというものでした！実の娘に対してのこれが両親の仕打ちと世間には映ってしまいますね！
きょうだいが６人から４人へ…養子に出されていた
実は、さゆりさんの家では、きょうだい２人が養子に出されていたそうです。
改めて１１月１７日にＭＢＳはさゆりさんに話を伺いました。
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2022/11/091864.shtml
（旧統一教会・元２世信者 小川さゆりさん（仮名））
「（Ｑきょうだいは何人だった？）私は戸籍上６人ですね。実質６人きょうだいでして。ただ育ってきたのはずっと４人きょうだいで育ってきましたね。
（Ｑ養子に行ったきょうだいのことは覚えている？）おなかにいた頃からおなかを触ったりだとか、きょうだいが生まれてきてくれることがすごくうれしくて、早く会いたいなという気持ち。生まれた赤ちゃんもかわいいし、一緒に暮らしたいなという気持ちは強く思っていたので、（きょうだいを）養子に出すということが自分にとってすごく悲しかったなという思いりはありますね」
きょうだいが６人から４人へ…。幼いながら養子へ出されていくきょうだいの記憶は鮮明です。
「生まれてくる下の兄弟と一緒に暮らしたい！」という記憶があり、養子へだされていく兄弟の記憶は鮮明に残っている様子。
これは、とても過酷な体験のような気がします。
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まとめ
統一教会と無関係で暮らしている人にとっては、想像できない暮らしですね。
小川さんの勇気ある行動に励まされている方は大勢いるのではないでしょうか。
被害者救済法案の審議など重要な参考人となり、被害者の救済につながることを願っています。陰ながらですが応援していきたいですね。
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