2022年6月22日に行われたアース・モンダミン・カップ初日に起こった騒動で、
大西葵プロと帯同していた大江順一キャディの騒動が世間を賑わせていますね。
これはどんな騒動なのか?問題の映像画像や、「ジャンガーchannel 河野晃一郎プロとkyosoの真剣トーク」
の動画がこの一件を解説していたので、23分の動画の内容を文字起こしし、要約してみようと思います。
大西葵、大江順一キャディが問題の18番ホールの映像
この動画で賛否両論いろいろな意見が炎上しているようです。
森井あやめ選手がショットをする最中にも、大西葵の感情的になる言動が入っています。
森井あやめ選手は集中できたのでしょうか。
18Hの動画を見る限り大西葵が一方的にぶち切れて、感情的に泣きながらティーショットをしている。
この動画だけを見ると、キャディーが悪く映ってしまう印象です。
大西葵、大江順一キャディ騒動のあらすじ
18Hの動画を見る限り、切れてたのはむしろ大西選手だった。 17Hレッドペナルティエリアに打ち込んだ後の措置をどうするか、キャディは元の位置から打ち直すという選択肢を残すためにキャディバッグをそこに置いたままボール地点に確認に向かったが、それを同伴競技者のキャディが放置と勘違いし代りに運んでしまったようで、それに対しきつい口調で怒声をあげてしまったようだ。大江キャディの悪いのはこの怒声の部分だけ。 その後18Hに来た時は「ありがとうって言えば終わりじゃん、周りの雰囲気悪くしてるじゃん」と怒りが収まらない大西選手に対し、「選択肢を残しておかないと…」と冷静な口調で反応していたのがしっかりと収録されている。そしてバッグを運んでいたキャディに「運ばなくていい」と交代を告げたのは大西で、職場放棄ではないことが判明した。
ヤフーニュース
https://www.youtube.com/watch?v=qzWMMV7qMZo
んで大西葵がミスしてイライラしてる中、ボールがある事を知らないキャディが大声でやり取りしているのをみて
「何やってんだよ!早くこっち来れば良いんだよ!」
と相互の勘違いが発生している感じですね。
次のホールのティグラウンドで予想以上にキレてる大西を見てマイルドな対応をしてみたものの時すでに遅し。
この見立てが正しければほとんどの報道は適当すぎて印象操作も甚だしい限り。
ただこのキャディは雇い主が女性アスリートで気が強いことも加味してコミュニケーション方法を選択しないといけないかもですね。
情報操作 6/24 ヤフーニュース
女子ゴルフ・大西葵、「産休復帰」直後に日本ツアー史上初の “ブチギレ事件” の悲劇
ヤフーニュース
17番のセカンドショットをレッドペナルティエリアに打ち込んでしまい、大西と彼女のキャディを務めていた大江順一氏が、次のプレーの選択で意見対立。
18番のティイングエリアに行っても怒りが収まらない大江氏が「もうやってられない!」とブチギレて、キャディバッグを置いたままコースから出たという。
その後、大西は号泣。18番のティショットも涙が止まらず、仕切り直すほどだった。 日本ツアー史上でも聞いたことがないキャディの “職務放棄” を受けて、ツアーを統括する日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は大江氏への処分を検討しているという。
産後復帰直後と題され、大西葵が被害者と言わんばかりのニュース記事に世間からは・・・
この記事めちゃくちゃの大誤報。全く事実関係を確認せずに悪意で書いた記事ですかね? 大江キャディは動画が残っていて本当に良かったですね。名誉毀損で訴えても良いレベル。 大江キャディには問題無く、感情のコントロールができずに八つ当たりした大西プロが完全に悪いのは明らか。
マスコミによる印象操作って怖いですね… 最初の報道によると キャディがキレて、キャディを放棄したような書き方でしたが… でも、実際は大西選手の意思によるキャディの変更だったとは…
しかし中日スポーツですか? キャディが18番ホールで怒号をあげたと書いてたけどYouTube見たら怒号どころか冷静に大西プロへ説明してただけやん。 これ捏造報道になるな。 ライターはなんらかの説明記事を載せるべき。 もしYouTube映像が無ければ1人の人生変えてしまうところですよ?
18Hの証拠動画が配信されたことにより、この記事による「大西葵が可愛そうで被害者」と思わせる意向が
真逆になってしまったようです。
ほぼ全ての意見が、大江順一キャディを擁護するものばかり・・・・・以下に続きます。
大西葵を擁護する声
こんな状態でよく217のティーショット打てるなと思う。プロはすごいな
予想外に、大西葵を養護する声は、これだけでした(汗)
動画を見て、事の発端を解釈した人たちは、大西葵が感情的になっているとの指摘が多いです。
6/24の報道で大西葵選手を擁護する声が上がっているのかと思っていたのですが、真逆でした(汗)
大西葵に批判の声
キャディが悪いのは間違いないが、この大西選手も代わりにキャディバックを持ってくれた人にドライバーを投げ入れるような動作をしてるので、この人も大概に感じます。
選手ファーストと良くも悪くも言ったもんで縁の下の力持ちがいるからこそが活躍できることを選手が理解しなければならない。こういう選手は感謝も何も足りない。
同行者に怒鳴ったという部分は動画に無いので、何があったか分からない。 ここまでの間に1つだけでは無い原因があったのかな。 ただ同行者がティーショット打つ時に何度もキャディーに突っかかり舌打ちをしていたのは動画に映っていたし、 こういう選手を見たことがなかった。 プレイ中の雑音は、観客が発する物は聞いた事があったけど、選手がしているのは初めて。 気に食わない事があっても、これはとても良くなかった。 ティーショットで他の選手に影響を与える行動をしたのは選手なので、それまでの間になにがあろうがそれとこれとは別だと捉えるべきだと思う。
他にも大西葵を批判する声は多数でした
大江順一キャディを擁護する声
キャディを怒鳴りつけ、泣くことで自分を守るのはチーム一員としては足りなかったのでは無いかと思う。 どんな仕事もお互いを尊重することが大切だと学びました。
これは大江キャディの名誉を守りたい
河野晃一郎プロとkyosoの真剣トーク 動画
《話題のあの話本気トーク‼️》選手とキャディの関係性 河野プロとkyosoの真剣トーク
河野晃一郎プロとkyosoの真剣トーク 文字起こし
kyoso:問題なのは、キャディと選手の話が噛み合わないまま、ティーグランド行っちゃって。
そんな中で選手がカッカとしちゃって、「もう担がなくていいよ」となった話でしょ。
選手とキャディの揉め事に、同伴競技者が巻き込まれしまったという話だよね。
河野プロ:ちょい前の僕らの年代でも選手がキャディにひどいことを言って選手が偉そうだったりして、
キャディが「やってられるかー」って言って仕事を放棄したことはあるけど、
選手側が・・・てのはないよね。
(中略)
kyoso:最後に打つのはプレーヤーなんだから、プレーヤーに決定権を委ねて俺は引くところは
絶対引くから、キャディとして。最後はちょっと引く・・・・というのがキャディとしての
本来の形なんです。これを押し切っちゃったら、「じゃあ、お前プレーヤーになれよ」という話になる。
kyoso:女子ツアーが盛り上がってきて、プロキャディなんて業界もできてきてるらしいから、
もっと精神面も技術も一緒に上がっていけばいいのに、その辺が足りなかったんじゃないの?
コミュニケーションが足りなかったから、こういう問題になっちゃったって話だよね。
kyoso:こうちゃん男子だから、ラインを見て、これはフライヤーするとか、これは短いクラブでフライヤー
させて、もってこうとか、自分で判断できるけど、女子プロは、
ラインによって自分で飛ぶのか飛ばないのかよくわからなくて、
アドバイスを求めるというケースも聞くのよ。
「これはフライヤーするんですか?」って。
kyoso:それは、自分で打つんだから自分で判断するんでないの?っていうのはあるんだけど。
でも、それぐらい女子は色んな情報が欲しい。
kyoso:だから今回のキャディさんも、ここのレッドペナルティエリアに入れちゃったから、
打ったところからもしかしたら、3打目打った方がスコア的にはいいかもしれないから、
バックを置いていった。
kyoso:でも他のキャディーさんは、バックが置いてあると思って、もってきてくれた。
みたいな、そのいざこざから始まったみたいなところだから、
ま、お互い選手を思って。ってことなんだよね。
選手の一生懸命と、キャディの一生懸命が噛み合わない。ってなっちゃった。
河野プロ:俺も言っちゃったもんな「なんかいいバーディパット!・・・がショートする・・・・
「おまえ、それはだめだ!!」
選手側の・・・(気持ち)あれはね、やっぱり反省だな。でもあれは言って後悔は
してないんだけど、あれは、やっぱり打てないと!・・・・やっぱり駄目なんだよね!
やっぱり流れがさ、バーディーとって、ここでワンピンの上りをショートしちゃあ、
これで終わったな・・・・ていう・・
「ああ!終わった(涙)」
kyoso:でも、それはプロゴルファーと、プロのキャディーさんしてくれるプロ同士だから発言はありだと思う。
普通のキャディさんだったら、できない発言だから・・・それはありだと思うよ。
河野プロ:フィールドにオープンななかにに居て、外野じゃないからやっぱり見えてしまうんですよね。
kyoso:プロゴルファーがキャディやるのと、プロキャディがキャディやるのでは、ここまで目線が違うから、
プレーヤーもそれに対応したメンタルだったり、精神力をもってないと難しいってことだよね。
kyoso:それほど選手とキャディーの関係は深いようで、難しいんだよってことを言っておけば、
今回の問題もクリアになっていくのかな?
kyoso:でもあのドSキャディっぷりを、ちょっと前はあれを欲してる女子プロも居たよね?
でも一概に・・・・彼の性格上かもしれないけど、キャディのほうが怖いよね。
ジャンボ尾崎プロと佐野木キャディの関係も
kyoso:子供の時からずっと一緒に育ってるから・・・でも1つ下っていうのを野球とか
やってきてわきまえてるから、
河野プロ:結果そこなんですよ。結局謙虚に、キャディーさんに対して居れたら絶対に問題は起きないし。
kyoso:やっぱりプロキャディの一番最初は佐野木さんだからね。年間通してっていうのはね、
年間通せば色々いざこざあるじゃないですか。でも乗り越えてプラスにしていく関係っていうのが、
多分ジャンボさんにもあっただろうし、奥さんとかもあったのかもしれないし、
あとはプレイヤーの絶対的な実力が必要であって、例えばキャディーさんも人間だからミスするじゃん。
でもジャンボさんの場合、佐野木さんがミスして、有名なのはKBCオーガスタでプレイオフやってる時
の3打目、20ヤード佐野木さん間違えたの。3打目、ジャンボさん、スタンドにガーンとキャリーで戻って
きたんだけど、その時はちょっと怒ってる仕草はみせたけど、結局ジャンボさん、
その試合は勝ったけど、そのことに関してジャンボさんは佐野木さんを絶対責めないから。
河野プロ:すごいね・・・
kyoso:それは、打つのは俺なんだから、俺がその距離だと思って打ってるんだから、俺のミスだ。
って言えるのが一流のプレーヤーだと思った、俺は。
kyoso:普通だったら、ギャラリーにわかるように「おまえ!」みたいな表情はしたけど、
終わってから攻めた記憶は一切ない。30年一緒に居て・・・それが器なんですよ。
かっこいい。どんなミスをキャディーさんがしても、結局やるのは俺なんだから。
みたいなことは言っていた。それはもう佐野木さんしかり、第二代目の藤井さんしかり・・・
kyoso:お前に文句言うけど・・・お前のせいじゃねんだ、気にするなって言うんだから!
そういうプレーヤーが女子にも出てきてほしいな・・・という願いを込めて
河野晃一郎プロとkyosoの真剣トーク要約
女子プロは、キャディに情報提供してもらう人が多く、自分の力をキャディに頼る人が多いとのことです。
大江順一キャディもプロのキャディなので、最終的にはお互いの関係性だが、キャディは一歩引く・・ような面も必要である。そして選手もプロのキャディに見合うレベルの精神面と、技術を持ち合わせていく必要がある。
キャディがミスしても、打つのは自分なんだから!と選手が全責任を持つというジャンボ尾崎さんの考え方はすごいし、だからレジェンドになれたのだと思います。女性にも、ここまでの精神面と技術を持つようなプロが出て来ますように!
河野晃一郎プロとkyosoの真剣トーク ネットの声
キャディと選手の信頼関係があってこそなかなか…取り上げにくい話題でしたが、とても分かりやすく、よく理解できました。 やはり、キャディと選手の信頼関係があってこそですね。
最初このニュースが出た時は「キャディがキレて職場放棄した」っていう内容ばかりだったけど、映像観ると全然そうじゃない事がわかって報道の適当さには呆れました。中継観てても女子はキャディにアドバイス求める人多いですよね。ルールで禁止になったキャディがアドレスを後方からチェックする行為もやってたのは圧倒的に女子でしたし。今回もお互いの性格とかコミュニケーションギャップでどちらかが一方的に悪いとかいう問題ではないと思いました。
この件についての河野プロとkyosoトークコメントありがとうございます。ゴルフに限らず勝者、地位を築く人とそうでない人との差という事例ですね。河野プロの体験談も具体的な話でわかりやすかったです。
やっぱり教祖様ですね!! 深すぎるいい話ありがとうございました。 今回ばっかりはいいねボタンがいくつあっても足りませんね
まとめ
6/24のヤフーニュースでは一方的にキャディが職務放棄した文面がありましたが、後に動画が配信され、
ジャンガーchannel 河野晃一郎プロとkyosoの真剣トークの配信で、さらにわかりやすい説明が
ありました。
ゴルフを知らない私でも、選手とキャディの関係性がよく分かるお話でした。コメントにも
動画出していただいてほんとよかったです。 表面だけを記事にする、どちらかを悪者にしようとするような報道にはほんとうんざりしてたとこでした
という意見があるとおり、報道により情報操作されがちであることを、再確認しました!
コメント