料理研究家リュウジさんのレシピが人気を集め、大人気となっています。
料理のレシピを動画で調べてみると、すぐにリュウジのメニューにヒットするというくらいレシピの数も豊富です。
そんな料理研究家リュウジさんの学歴や資格を調べてみたいと思います。
料理研究家リュウジのプロフィールは?
- 名前:リュウジ
- 本名:菅澤 竜士(すがさわ りゅうじ)
- 生年月日:1986年5月2日(2023年7月現在37歳)
- 出身:千葉県千葉市
- youtubeチャンネル:料理研究家リュウジのバズレシピ
リュウジさんは小さい頃にご両親が離婚され母子家庭で育ったそうです。
そして一人っ子、おじいちゃんが元料理人だったそうです。
料理研究家リュウジの学歴や経歴を調査!
リュウジさんは小学校時代、新たな父親のような人が家の中にいたが折り合いが悪く、ずっとひとりでゲームをしていたようです。
そして中学、高校時代はオンラインゲーム(MMO)に、かなりはまってしまい、現実とゲームの世界の線引きがわからなくなるほどの引きこもり生活を送っていました。
ゲーム以外はほぼ何もしていませんでした。MMO(複数の人と一緒に遊ぶオンラインゲーム)はかなりやっていて、それで、ほぼほぼ人生くるったかな(笑)。MMOで引きこもりになったので。
このようにインタビューでも語っています。
そんな、オンラインゲームにはまっていたリュウジさんは学校生活に目的を見いだせず、高校1年生で退学しました。
授業に面白みを感じられず、学校に行く意味を見出せなくて。
今となっては、もう少し勉強しておいても良かったのかなと思うんですけどね(笑)。
ということでリュウジさんの学歴は高校中退というのが最終学歴となります。
- 小学校:千葉県千葉市の小学校(調査中)
- 中学校:千葉県千葉市の中学校(調査中)
- 高校:千葉県の高校(調査中)1年で中退
ということで、リュウジさんの出身小中高校までを調べてましたが、実際にどこの学校を出たのかまではわかりませんでした。
料理に目覚めた中高生時代
リュウジさんの料理の原点は、中学から高校時代につくっていたチキンソテーでした。
母子家庭で病気がちだった母親にチキンソテーを褒められたことがキッカケなのです。
人に食べてもらう喜び”を感じて、自分の料理の腕を磨くことが楽しくなったんです。料理人こそ天職だって(笑)
その後、紆余曲折がありながら、人気youtuberとなっていくのです。
引きこもりから料理研究家になるまで
全焼の火事で引きこもりから脱却
その後、不審火のよりリュウジさんの家は全焼してしまい、ゲームのPCも燃えてしまいました。
そして、心配してくれた友人から世界一周の船旅を提案されたのです。
18歳で世界一周の船旅
そして、アルバイトで貯めた資金をもとに18歳の時、アルバイトで80万円を貯めて、ピースボード(NGOが主催する、国際交流を目的とした船旅)で世界1周旅行をしたのです。
およそ1年にわたる船旅で、ホームシックにもなったそうですが、物怖じせずに初対面の人とも話せるようになるなど、一回りも二回りも大きくなって帰ってきました。
そこで食べた世界中の料理が、今のリュウジさんのバスレシピの原点になっているようです。
19歳で漫画喫茶のバイト生活、月収9万円!
19歳で世界一周の船旅から戻ってきたリュウジさんは、そこから2年間漫画喫茶でアルバイトをしていました。
その時から、一人暮らしをし始め、毎日料理をするようになりました。
毎日料理をするようになったのもコンビニで弁当を買うお金がなかったというのが理由です。
その当時のリュウジさんの食費はなんと1万円!
バズレシピが、かなり庶民的なレシピであるのも、その頃の経験が生かされているといっても過言ではないでしょう。
僕のような料理研究家(料理レシピを紹介する人)と料理人(レストランなどで料理を作る人)はちょっと違いますよね。僕らは日々の食事に寄り添うので、作りやすいことを優先します。1回作って満足する料理じゃないんです。日々ずっと続けられる料理を紹介するんです。僕はそのことをものすごく大切にしているので。
本当に美味しいものを作る技術ももちろん大事ですけど、冷蔵庫の中にある食材を使っていろいろな料理をするような、応用が効く技術を持つことを大切に考えています。
その証言が確かだと裏付けられるのが、このエビチリのレシピです!
エビチリはエビのむき身が主役となる料理なのですが、冷凍むき身を使うなら別ですが、スーパーで売っているものは殻付きのエビを剥かなくてはならない・・・という手間がありますよね。
それを冷凍エビシュウマイで代用してしまうという、思考がすごいですよね!
実際のところ、アンが絡まってしまえばエビであろうがシュウマイであろうが関係ありませんよね。
コメントでは虚無シリーズが好き、親近感がわくという意見がありました。
リュウジさんのエビチリソースまじで味がどストライク過ぎていろんなのにかけて簡単に作れて合うの探してたけど、結論動画で出してくれてマジで嬉しい
虚無シリーズ好き。簡単うまいが1番食卓に並ぶよね。リュウジさんのおかげで、料理楽しい。だって絶対うまいから!
これ普通にエビ使うよりぜんっぜん手間かかんないし、すんごい美味しいし最高! 冷凍食品だからある程度保存きくのも助かる!
虚無エビマヨ作ったときに、「エビチリバージョンもあったら嬉しいなー」と思ってました。絶対作ります!!
今うちで使ってるケチャップと同じのをリュウジさんが使ってて親近感がすごい!!
虚無シリーズは、二日酔いのリュウジさんがやる気がなさそうに出てくるのですが、レシピは反響がありますね!
21歳からホテルマンを4年間
リュウジさんは、船旅の後、千葉県で4年間ホテルマンの仕事をしていました。
そのホテルでの仕事が、料理を提供する際の大事なポイントを学ぶキッカケとなったのです。
料理を提供する時に、一言添えてあげると、みなさん、すごくおいしそうに食べるんですよ。「このソースはこうやって作っています」「何時間煮込んでますよ」というような一言だけなんですが。それはやってもやらなくても良いんですよ。「はいどうぞ、お魚料理です」という最低限のことしか言わない人もいるし。でも、僕はちゃんと言うようにしていました。
家族に食事を出すときに、「こうやって、こうやってつくったのよ」と手間をかけて作ったこと伝えると、おいしく感じるんです。料理に添える言葉というのは調味料なんですよ。
この一言があるかな以下で、提供されるご馳走を味わう感性も変わってきますよね!
リュウジさんは、お客さんの心理を鷲づかみにしていたのではないでしょうか。
そしてリュウジさんは、格式の高いホテルで働いていたそうで、毎日お尻を蹴とばされたり、床に正座させられたりしていたようです。
そこで礼儀とか上下関係をきっちり学んだのです。
いまだったら、パワハラやDVと言われかねませんよね(汗)
25歳イタリア料理店で3か月だけ働く
その後、イタリア料理店に就職し「10年に一度の逸材」と店内でも一目置かれ、お給料がどんどん上がっていったのです。
それだけ高評価を受けていたというリュウジさん。
しかし、料理が嫌いになりそうという理由から3か月で退職したのです。
その理由はこちら
レストランは、グランドメニューが決まっていて、黒板メニューが月に1回程度変わるだけ。メニューを覚えてしまった後は、ぜんぜんおもしろくなくなってしまったんです。
そこで僕が気づいたのは、自分はいつも違うことに挑戦するのが好きなんだということ。自分がお店を開いたとしても、毎日毎日同じものを仕込まなきゃいけない。「俺は料理人なんてできない」と痛感しました。
レストランであるがゆえ、同じものがグランドメニューで月一で黒板メニューが変わるだけというもので単調に思えたのではないでしょうか。
現在のバズレシピのように、食べたいものを日々考え、いろんなメニューを作ることがリュウジさんには会っているのでしょう。
ちなみに、リュウジさんの動画「真夜中のパスタ」で昔働いていたイタリア料理店を公表しています。
というお店です。
動画の「真夜中のパスタ」というレシピは、この「イルキャンティ」のレシピをリュウジさん風にアレンジしたものです。
実際に管理人も作ってみましたが、お店で人気が出るという理由がわかるほど美味しいかったです!
イルキャンティは関東のイタリア料理のチェーン店のようで、結構たくさん店舗がありました。
- 東京に7店舗
- 神奈川に6店舗
- 埼玉に4店舗
千葉県出身のリュウジさんが、どの店舗で働いていたのかは特定できておりません。
25歳~高齢者専用マンションのコンシェルジュ
イタリア料理店を辞めたリュウジさんは、コンシェルジュ付きの高齢者専用マンションを展開する会社で正社員として働くことになりました。
そこでは、入居者からこんなクレームが。
食事が美味しくない
そこで、リュウジさんが社内の会議で、良い解決策が見当たらず、重苦しい雰囲気が漂っていたので、
「月に何回か僕が作りましょうか?」
と提案してみたところから、上司が会社の上層部に提案してくれて入居者が喜ぶ展開になっていったそうです。
備忘録として50人前の料理の写真をTwitterにアップしたところ、バズったんです。
勤務先を明らかにはしていませんでしたので、「こいつは何者だ!?」と世の中の人が興味を持ってくれたのかもしれません。
料理の写真をアップするたびフォロワーが増え、1年ほどで1万人に到達。
その当時、施設で調理した画像をツイッターにアップしたものがこちら。
大根の煮物を唐揚げにするという斬新なメニュー。
もはや創作料理の域ですよね!
これが、最初にバズったリュウジさんのレシピ。
フルタイムで会社員として働きながら、グルメライターとしてレシピの連載を持ち、少しずつ仕事も増えてきました。
2017年7月26日に投稿されたものですが、60人前のちらし寿司を作った投稿もバズったようです。
和食なのにスモークサーモンと大葉の彩りが、薔薇を思わせる芸術作品となっていますね!
このフォロワー数の増加がモチベーションとなり、さらに出版社からレシピ本を出すきっかけにつながったようです。
そこから2023年7月現在、リュウジさんのSNSのフォロワーは
- youtube 406万人
- インスタ 149.3万人
- TIKTOK 28万
とうなぎ登りに成長を見せているのです!
そして初めて出版したレシピ本では「料理レシピ本大賞」で「料理部門 入賞受賞」という成績をおさめています。
これが、世間的にも認知度を上げるきかっけになったと考えられます。
このことが、年収300万円だったリュウジさんの給料を超える副業となったわけです。
そこでようやく料理研究家に専念しようと思ったのですが、親代わりの叔父に反対されたそうで、説得するのに1年かかったそうです。
叔父も自営業だったそうで、自営業だからこその苦悩を知って助言をしてくれていたのでしょう。
料理人と料理研究家は違う!
そしてリュウジさんが大切にしているのが、アレンジのしやすさ。
リュウジさんのレシピはさらにアレンジを効かせて調理するアドバイスも、ちょこちょこされています。
自分が世界一おいしいと思うものを作れるのは自分だけなんですよ。なぜなら、自分の体調や味覚、好みをいちばんよく知っているのは自分自身ですからね。
だから、僕の料理レシピは余計な具材は入れず、あえてアレンジしやすいように作っているんです。俺がいちばんおいしいと思う料理を、全員がおいしいと思えるかってそんなわけはないんだから、みんなが料理をして自分の味を見つけてくれれば嬉しいです。
僕が「料理人」ではなく「料理研究家」である理由は、そこにもあるんです。よく混同されるけど、本質はまったく違う。料理人は料理を提供する人、料理研究家は料理を提案する人なんですよ。
リュウジさんのレシピ動画ではよく味変(アジヘン)といって後半は別の調味料で違う味でも楽しんでいます。
例えばこちらの「至高のペペロンチーノ」の動画でも、紹介しているのは、ワンパンで作るシンプルなペペロンチーノ。
しかし、実食のタイミングで、「ベーコン」や「化学調味料などの塩味」「しょうゆ」など、次々に味を変えて楽しんでいるリュウジさん。
他のレシピも同様に、いろんな味に展開していくので飽きないレシピが多いのも、また人気の理由なのでしょう。
リュウジは高校中退で衛生管理者の資格もち
ところで、リュウジさんの資格はというと調理師や栄養士のような資格は持っていないようです。
「料理研究家」というのも資格ではありません。
調理に関係する資格はなくても、「早い」「簡単」「うまい」な料理を生み出すことができるのは、まさに感性と過去の経験からなるものでしょう。
ただ資格といえば、リュウジさんの動画の中で衛生管理者の講習を1日受けたと話しています。
これが、リュウジさんの資格になるようです。
高齢者専用マンションで調理をするときは、多い時で50人分を朝から全部手作りで仕込んで振舞っていたそうです。
リュウジさんの料理は、入居者さんからの評判も良く、かなり喜んでくれたようです。
リュウジのレシピは味の素が決め手!
リュウジさんのレシピと言えば、「味の素」や「アジシオ」が良く使われていますね!
グルタミン酸やイノシン酸のうまみが素材の味を引き立たせてくれるのだとか。
リュウジさんも初めは「味の素」は使っていなかったとか。世界一周の旅をした時も、イタリアンにおけるうまみはチーズでした。
その意識が変わったのは、リュウジさんがイタリア料理店に働くようになってから。
その店では、うま味調味料がかなり使われていたと言います。
最初はすごい衝撃で。
「嘘でしょ?俺のこれまでの研究なんだったの?」って。
なんなら反発心すら芽生えるくらいでした。
でも、結局は食べる人がおいしければいいじゃないですか。
くだらないプライドいらないな、と思ってそこで宗旨変えしました。
それで、お客さんが満足して、おいしいなら別にいいか。
と思うようになり現在のリュウジさんのバズレシピがあるわけです!
管理人も、化学調味料否定派でしたが、リュウジさんのレシピを作るようになって、確かに美味しいことがわかり、考えが変わりました。
まとめ
リュウジさんの経歴や資格について調べてみました。
自分のやりたいことを貫き通した経緯を聞いていると、意外性があると同時に、SNSでバズったりしているので人を引き付ける力と実力があるのかもしれませんね。
リュウジさんなりの哲学も垣間見えるので、人生の転機はいつ訪れるのか?わからないものですね。
これからも新たなレシピを生み出していってほしいものです。
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