桂田社長は斜里郡出身で、茨城県工業技術センター窪業指導所(現陶芸大学校)を卒業。
15年ほど前に地元に戻り、宿泊業を営み、斜里町の町議だった父親の後を継いだ。以下の4宿泊施設を経営し、
2016年に「知床遊覧船」を買い取り、社長に就任したようです。
「経営については、ど素人だった」という声がネットで多数あがっていますね。
知床遊覧船はニュースでも報道されているカズワンⅠとカズスリーⅢの二隻でのクルージング事業です。
残り4施設とは?
- 世界自然遺産の宿 しれとこ村
- 流氷と温泉の宿 海に桂田
- shiretoko HOSTEL hanare
- 秘境知床の宿 地の涯 (ちのはて)
とのことですが、この4施設は、どのような宿なのか、口コミや感想を見ていきたいと思います。
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知床遊覧船

クルージングは知床岬コース、ルシャ湾コース、カムイワッカコースの3コースあります

ルシャ湾コース
・ルシャ湾コースはB地点からの折り返しのコースで、2時間で6000円

ルシャ湾ではクマに合う確率が多いと言われる
カムイワッカコース
・カムイワッカコースはC地点からの折り返しコースで、1時間3500円
現在カムイワッカまでも一般車両は規制され、船からか観光バスを利用しないとカムイワッカの滝は見れません。
カムイワッカは3段の湯壺で有名な天然の温泉でもあり、有名な観光スポットです。

カムイワッカ湯の滝までは、マイカー規制されておりシャトルバスで向かうことができる。
沢登りができるスポットで有名。

知床岬コース
・知床岬コースはA地点で折り返し、3時間で8800円
現在知床岬まで行く道路はないため、船でしか見ることが出来ない秘境であるため人気があります。
知床半島の先端には灯台があり、まさにここが地の果てだという実感が体験できるようです。
道道334号線は冬季閉鎖されるため、知床半島の羅臼側をいちどに見ることができるという
マニアには貴重なコースだと考えられます。
じゃらんの口コミですが、大体が満足の意見が多いです。大型船か小型船かで揺れの違いから船酔いしやすいか、
また岸まで寄ることができるかどうか・・・で意見が分かれているようでした。
世界自然遺産の宿 しれとこ村
桂田精一社長が経営してるしれとこ村グループは、



流氷と温泉の宿 海に桂田



shiretoko HOSTEL hanare



民宿横のゲストハウス
民宿からは道路挟んで反対側にゲストハウス専用の離れがあります。
シャワーがない代わりに民宿にある天然温泉が時間内いつでも入り放題です。
ただアクセスは非常に悪い。
バスターミナルから徒歩15~20分くらい。
坂道&雪道、タクシーも知床では全く見かけませんので荷物の多い方は大変かも。
ただゲストハウス宿泊者は送迎なしと記載でしたが、チェックアウト後の決まった時間の車には
乗せてくださったので一度問い合わせても良いかも?
宿周辺どころかバスターミナル付近には食事所なし。
バスターミナル近くにセブンイレブンがあるので買込み必須。
一応アルコール含む飲料自販機と、カップラーメンくらいは本館で売っています。
街から離れてて買い物はすごく大変。いい温泉入れて施設はめっちゃ快適だけど・・・
夕食2000円朝食1300円(バイキング)とバジェットパッカーには高いですが、近くにお店も何もないので
予め買っておくなどしたほうがいいです。
街まで坂で遠くて滑るし往復30~40分とか大変かも。
麓に3900円の民宿があってほぼ同じ値段ならそっちのほうがいいわと思っちゃいました。
ただ、ここは地元の人も通う良質の温泉につかれるのが魅力です。
温泉は広くてシャンプーやドライラーが全部揃ってます。
タオルは、ベッドに備え付けなのでそれを使うことが出来ます部屋や共用スペースは暖かくて快適。
各ベッドにコンセント二口あるし、リネンふかふか。WIFIはベッドでも快適につながっていました。
設備での唯一の不満は、手洗い場に石鹸がないこと。
インフルなど感染症予防のためにもここは改善欲しい点ですね。
外から帰って石鹸で手を洗わずに食べたりトイレしたり・・・・うーん。
ちなみにブッキングコムから予約できるんで私以外全員外人客でした。
建物は古めだが設備は新しい
知床観光の際に宿泊しました.ホステルですので豪華なサービス等はありませんが,かけ流し
の温泉もあり設備は充実していると思います.
バスターミナルからホステルまで距離があるので公共交通機関利用者は注意
ウトロ温泉バスターミナルから徒歩15〜20分ですが延々と坂道を上って行きます。途中少し斜度高めの坂もあります。
車で来るなら問題ないかもしれませんが、公共交通機関利用だと結構歩きます。
建物は大きめの2階建てで一軒家です。
館内やベッドは清潔感があります。
アメニティはバスタオルと普通のタオルが1枚ありました。
枕元にコンセントが2つ設置されているのは宿泊者のことをよく考えていると思います。
温泉入浴はほぼ1日中可能ですが、道を挟んだ反対側にあるどくだみ荘という宿泊施設で入浴します。
またチェックイン手続きもここで行います。
キッチンはないですが、電子レンジ、冷蔵庫、ポット、有料洗濯機が設置されています。
周囲に店舗がないので必要なものはウトロにあるコンビニなどで事前購入してから来た方が良いです。
滞在中はウトロからかなり歩くということを除けば快適に過ごせました。
秘境知床の宿 地の涯 (ちのはて)




ここは秘湯マニアにはたまらない岩尾別温泉の近くにある宿です。
道中は路駐車に注意すべし
4連休中に訪問。羅臼岳登山の利用が多いのか、(宿を利用しない方も含め)路駐が大変多いので注意して向かいました。
食事は期待していたほどでも…という気がしたが、この立地で食事を出してもらえるという地の利を考えないといけないのでしょうかね(;’∀’)
露天風呂には湯浴み着に着替える必要がありますが、とても風情がありますので、ここまで来たら行かないともったいないと思います。
知床の秘湯土曜日の午後日帰り湯を利用しました。駐車場は登山の車でほぼ満車でしたが、温泉は貸切でした。男湯は脱衣所に海パンが置いてありそれを付けて露天風呂に入りました。若干熱めでしたが、自然の中でゆったりと入れました。岩がぬるぬるとしているので足元に注意してください。
名前に惹かれて
昨年の知床五湖観光の際ホテルを知り、名前にひかれて今年夫婦で和洋室ツインに宿泊。皇族も宿泊した由緒ある羅臼岳登山の「ポツンと一軒家」ホテル。
客室は消臭が徹底せず、ユニットバスの洗面所のコップは紙製、トイレは非ウォシュレット、椅子も擦り切れて、設備アメニティはいまいち。
連泊した夕食の(梅)は貧弱そのもので(松)は豪華海鮮料理で申し分ないが、料金差が如実、やはり(竹)あたりが妥当か。
加水だが温泉は素晴らしく、翡翠色の露天風呂は湯あみ着着用でカップルにはいいが、周囲の従業員寮や客室が見えて風情に欠けるのが惜しい。
季節営業でスタッフが大部分アルバイトなので、サービスに期待しないこと。送迎サービスは10-15時できないと言われ、車でない私たちは連泊2日目昼に岩尾別バス停から1時間かけて歩いて宿に戻った(今ではいい思い出だが)。羅臼岳登山のための宿泊(山小屋ホテルと思えばサービスの悪さは我慢できる)でなければ、知床五湖観光のついでに車で立ち寄り湯するのがベストかも?!
地の涯 (ちのはて)近くに無料の混浴露天風呂
ホテル近くの野外には無料で利用できる混浴露天風呂「三段の湯」「滝見の湯」があります。


この無料の露天風呂は、道外からのライダーも入浴していくほどの人気ぶりです。
おわりに
知床は観光スポットに登山、温泉など魅力的なところがいっぱいな世界遺産で、道外や海外からの観光客、
リピーターも非常に多いです。そのような世界遺産の知床。それだけに今回の事故は非常に残念でなりません。
経営ど素人の桂田精一が社長になれたのも父親という地元の名士、コネクションによるものと騒がれています。
そして、今回このような事故が起きたのも、危機管理の甘さ、利益追求が原因とも言われています。
せめても行方不明になった犠牲者や家族に対して、誠意ある態度を示して欲しいものと思います。
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